足回りのリフレッシュプラン、第2弾。
いわば、前回の記事の続き。
*前回の偏心カムの記事は→こちら
今回は、前後のスタビライザーのリフレッシュ。
(それとついでに、各ボールジョイントブーツの交換)
といっても、スタビライザー自体はそのまま。
このクルマ、スタビは前後とも、クスコの青いヤツに交換されてます。

フロントが純正の23パイに対して、25パイ。
リアが純正の22パイに対して、23パイ。
このスタビライザーのブッシュと、スタビリンクをリフレッシュします。

そしてどうせメンバーを降ろすので、サスペンションアームの各ボールジョイントブーツも交換。
っていうか、ですね。
元々は、このボールジョイントブーツが破れかかってるのを発見したのが最初。
フロントの場合は、ロアアームの先端、左右一箇所づつなんでカンタンなんですが。
リアの場合はマルチリンクなんで、片側3箇所もある。
おまけにアーム類をバラす必要もあるので、ついでに出来る作業も一緒にやれば、工賃が浮く。
そこで予てより気になってた、スタビライザーのリフレッシュ。
けっこう放置してたブッシュとスタビリンク、新品交換します。
現状のスタビリンクは、ブーツの破れとかは無いですが。
パーツ価格はそれほど高くないので、チマチマとブーツだけ交換するより、リンクアッシーで替えた方が早い。
作業自体は、最初からショップさんにおまかせのつもり。
デフ交換でお世話になってる、群馬の競技系ショップさんに持ち込み。
群馬と書くと、なんか遠方までワザワザってカンジですが。
私ん家みたいな東京の外れからだと、横浜や川崎のエボ系ショップに行くのと、かかる時間はいっしょ。
下道か高速道路かの違いだけ。
まずは持ち込むための、各パーツ集めに入ります。
今回は(というか、いつも)、なるべく社外同等品のパーツを使います。
理由は言うまでもなく、三菱純正部品の高騰してる価格。
もう本来の価値をはるかに超えてきてる。
わたしは元々、国産メーカーの社外同等品には信頼を置いてます。
そういったメーカーは、国産車の純正部品のOEMメーカーでもありますからね。
むしろかつてのOEMメーカーを軒並み契約解除した三菱の今の純正部品の方が、まったく信頼置けない。
このブログにも書きましたが。
イグニッションコイル、サーモスタット、ウォーターポンプ、一部のセンサー系なんかは、信じられないほど低品質の製品が、三菱純正として出てました。
本音を言えば、入手可能であればすべて社外同等品に交換したい、とすら思ってます。
それくらい、三菱純正部品に対する信頼を失ってる。
あと、倉庫の長期保管品なんかもコワい。
ゴム系のパーツとかね。
スタビリンクの社外同等品
スタビライザーのブッシュは、社外の強化品とちょっと迷いましたが。
クスコの強化品が前後に入ってることもあり、他の社外品ではサイズがフィットしない可能性もある。
そこでクスコの指定にあるパーツを使います。
フロントのクスコの指定は、三菱純正品のMR554820。

リアですが、指定はクスコ製です。これはネット等では入手できないので、ショップさんから発注してもらう。
そしてスタビリンク。
社外チューニングパーツの調整式も考えましたが。
のちのメンテ性も考えて、社外の純正同等品にしました。
純正の場合、フロント用は、MR316368(左)とMR316369(右)ですが、とっくに廃番。
それぞれエボⅨ用の、4056A015、4056A016に置き換えられてます。
お値段は、だいたい6600円づつくらい。(2026年4月)
リア用ですと、4056A027(左)、4056A028(右)。
価格ですが、なんと片側で1万円くらい。
つまり純正で揃えると、1台分で3万3千円も掛かる。
スタビリンクだけでですよ。
社外同等品ですと、アイシン、GMB、三恵(555)あたりが入手しやすい。
どこでも良かったんですが。
なぜかリア用の同等品が、三恵以外で見つからない。
っていうか、最初から作ってないみたい。(カタログ内に無い)
そこで三恵で揃えることに。
三恵(555)の製品番号は、
SL-7820R-M(右)、SL-7820L-M(左)が、フロント用。1本=3798円。
SL-7825R-M(右)、SL-7825R-M(左)が、リア用。1本=6598円。

純正より品質高いんじゃないの?この造り?
交換作業は前述の通り、ショップさん任せ。
今回は、このスタビ周り、ボールジョイントブーツ、ステアリングラックをまとめて依頼してます。
メンバー降ろしての、サスペンションアーム全バラですから、まとめて作業したほうが工賃にムダが出ない。
交換後の画像。




このスタビリンクと、スタビブッシュ。本来はもっと早めのタイミングで交換が必要ですね。
スタビリンクの方はブーツ切れもなく、動きもシブくはなかったんですが。

スタビブッシュの方、フロントは2つとも若干の硬化が見られたくらいだが。

問題はリア。

まずゴムの劣化がハンパない。
おまけに1つは、かんぜんに破断してる。
ナニコレ?
フロントにくらべてヘタりすぎだろ。
材質が違うとしか思えない、リアの劣化ぶり。
偏心カム交換後のインプレに書きましたが。
とにかく、作業後の走りはまったくの別モノ。
スタビ周りのリフレッシュも、そうとう効いてると思います。
っていうか、ここまで劣化するほど放置していてはダメですね。
次に交換する時は、たぶん社外のウレタン製にすると思います。
ボールジョイントブーツ交換
本来は、このボールジョイントブーツに劣化が見られたのが、今回の複数同時作業のきっかけ。
ランエボの場合、フロントはロアアームとナックルのジョイント部。
リアは、マルチリンクの各アームのジョイント部で、トータルで3か所。
これらがボールジョイントになってます。
ドライブシャフトブーツとか、タイロッドエンドブーツは気にしてますが。
ボールジョイントブーツは、けっこう忘れがち。
とくにリアは3か所もあるし、アームをバラさないと交換できないので、けっこうな手間です。
最後に替えたのって、足回りのフルブッシュ交換した時だから、9年くらい前くらいか。
この各ブーツ、まずフロント用のMR455070は、とっくに廃番。
リア用のMB808555は、まだありますが。しかし価格は1900円くらい ✕ 6。
そこで社外同等品。
購入したのは、この手のパーツでは定番の、大野ゴム製。
フロントが、DC-1649。
リアは、DC-2653。

ちなみに、リア用の大野ゴムのDC-2653、なぜかモノタロウでのみ、数百円で買えます。
ところが他のネットショップだと、2000円とかします。
時々見掛ける、モノタロウの価格設定のナゾです。
三菱純正部品なんかでも、なぜか首都圏のディーラー価格よりかなり安いことがあります。
フロント用は2個で済みますが、リアは6個も必要。
安く買えるのは助かります。
交換後はこちら。




外したボールジョイントブーツですが。
フロントのロアアーム以外は、まだそれほどの劣化はありませんでした。
たしかフルブッシュ交換の際に、一度交換してますからね。
ただ、フロントロアアームのブッシュはこんなカンジ。

亀裂が入り始めてる。
もうちょいしたら、グリス漏れが始まりそう。
ただですね、まだブッシュ交換とかもしてないクルマでしたら。
お金は掛かりますが、アームごと全部新品に交換した方がイイかも?
フロントロアアーム以外はまだパーツが出るようですし。
その廃番のフロントロアアームは、CZ4A用が加工流用出来ます。
調整機能の付いた社外品もありますしね。
アルミ製なので、耐久性というか寿命に不安の残る純正アーム。
ブッシュ打ち替えとかで使い続けるよりも、ブッシュやボールジョイントごと新品交換の方が、部品代は掛かりますが交換工賃は安いです。
