カムポジションセンサー再び

思い返せば、今から10年以上前の2012年9月。

1ヶ月ほどの、アメリカのテキサス州サンアントニオでの出張を終えて帰国。

空港から職場までは送迎してもらえたので、職場に一ヶ月放置してたエボのエンジンをひさしぶりにスタート。

サンアントニオで乗ってたダサいフォードとは違う、我がエボの乗り味を楽しんでた最中にソレは起きました。

アクセルをクンッと踏み込んだ途端、ボンッという振動とともに失速、すぐに元に戻ったが、その後も不定期に失速を繰り返す。

最初はコイル不良による失火かと思ったのですが、ちょっと様子が違う。

なんとか帰宅出来ましたが、次の日も同様。というか、さらに悪化してアイドリングすら、ままならくなってきてる。

結局これが、マイエボ初のセンサー系の故障、カムポジションセンサーの故障でした。

その時は、CT9Aでの初のセンサー系トラブルだったので、トラブルシューティングもかねてディーラーにて作業しましたが、センサーを見たら10mmのボルト1本で止まってるだけのシロモノ。しかもセンサーにしては安い。当時で4000円くらいだったような?

そして時は流れて早11年。

ある日帰宅中に、うっすらといつもの警告灯が点灯・・・

5秒ほど点灯して消えてしまう。周りに合わせてゆっくり走行中のせいもあり、走りに異常はない・・・

この状態が1週間ほど続いたある日、ようやくボンッとエンジンが失速。

お?コレは既視感があるぞ。

すぐにディーラーにMUT-2でのチェックを予約。

エラーコードを見てもらうと、やはりカムポジションセンサー。

またか、とは思いましたが。

よく考えたら、最初の時より、年数も走行距離も上回ってる。

ディーラーの見積もりだと、パーツが7000円、工賃が同じくらい。

ちょっと高すぎですね。

作業は断って帰宅。さっそく、ネットでセンサー探し。

最安は中華のやつで、800円くらいから2000円くらいの価格幅。

付いてる口コミは、どれもあり得ないほどの悲惨さ。

もれなく☆1つ

三菱純正品での、即発送可の案件は無かったので、国産社外品を探してみるとありました。

NAPアーネストという会社。

あんまり聞いたこと無かった会社ですが、純正OEMもやってる会社のようです。

だったら品質は問題ないでしょう、ということでポチッ。約5000円。

Oリングも付属してました。

純正って確か、Oリングが別売りだったような?

カムポジションセンサー交換

さて、交換作業ですが。

はっきり言って、5分も掛かりません。

10mmの小型ソケットレンチのみでいけます。

強いて言えば、ラジエターのアッパーホースがちょっと邪魔なくらい。

まずはカプラーを外して。

カプラー下にあるボルトを外すだけ。

固着もなく、すんなりハズせます。

オイルがちょっぴり垂れるかも?

あまりキレイに拭く必要ないです。

新品を入れる時、Oリングのゴムにオイルが付いた方がいいから。

ドライで入れちゃうと、Oリングが傷入ったり、ねじれたりします。

センサーに付いてきた注意書き。

ボルト1本固定のため、最初にナナメって入れちゃうと、ナナメったまま固定されて、センサーが正確に読めなくなってしまうので、十分に注意するようにって警告です。

まあさすがに、コレが自分で出来ないって人は皆無であろう、かんたんな作業です。

ランエボ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする