ステアリングスペーサー交換

ちょっと前に、20年近く使い倒したバケットシートを交換しました。

フルバケ交換

新しく取り付けたRECAROのRS-G。

ランサーエボリューション

ちょこまか微調整しながら乗ってみて、ようやくベストのポジション決定。

今までよりちょっとだけ後ろにずらした位置が、脚もと的にちょうどイイ。

でもそうなると、今度はステアリングがわずかに遠くなった。

上の画像にあるように、ステアリングは元々かなり延長してます。

全体で80mm。

自宅のおもちゃ箱にサイズ違いで15個くらいスペーサー入ってる。

それらを組み合わせて使ってたんですが。

最初はOMPのWRCってディープコーンのモデル。

その後も3回くらい換えてるので、ステアリング形状が変わるたびに調整。

画像のセットも、とりあえずベストの位置出しに手持ちのスペーサーを組み合わせただけ。

その後に80mmスペーサーに買い直すつもりだったのが、なんか面倒になり放置。

せっかくシートも新調したし、この際スペーサーもリニューしますかね。

ステアリングスペーサー選び

シート交換でステアリングが遠くなったといっても、ほんのわずかだけ。

べつにこのままでも、イイといえばイイんですが。

慣れるかな?と思い、数週間乗ってみたけど、やっぱり違和感が消えない。

ちょっと本気出した時に、どうしてもステアリングとの距離に不安感が出てしまう。

じっさい、ほんの10mmくらいなんですよ。それなのに違和感が残る。

私のステアリングの距離の基準ですが。

シートに肩を押し付けて、ステアリングの頂点に右腕を伸ばして手首のまがるトコがステアリングホイールにスポっと入る位置。

またはステアリングを両手で9時15分で持って、ヒジの角度が90度に近くなる位置。

ラリードライバーのポジションに近いですが、アッチ系はもっと距離近いですけどね。

つまり今回は90mmのステアリングスペーサーが必要なんですが。

ネットでざっと見ても、そんなサイズは売ってないようです。

調整式だとあるかも知れませんが、私は調整式はぜったい使用しない。

理由は重いから。

調整式は強度の必要性から、重い素材が多いし造りもゴツい。

フロントタイヤのインフォメーションがすべての走り方なので、ステアリング周りは軽くてナンボだと思ってるので。

いろいろ見てるうち、80mmのロングスペーサーを買って、手持ちの10mmと組み合わせるのが現実的と判断。

80mmってサイズだと、中華を除くと選択肢はあまり無い。

価格と品質のバランスの良さそうな、JDMってブランドの製品をポチり。

さっそく交換しましょう

ステアリングスペーサー交換作業

まず交換前に下準備。

何をするのか?

スペーサーによるのですが、導電性を確保する必要があるんですよ。

そうしないとホーンが鳴らない。

ホーンのプラス端子につなぐ電線はステアリングカラムの中から来てるハズですが。

マイナス端子用の電線は見当たらないって場合は多い。

これはカラムからスペーサー、ホーンボタンのグラウンドに直に接触させてマイナス側の流れを形成してるから。

ところがスペーサーが塗装されてたりすると、電気が通らない。

そこでスペーサーのカラム側接触面の塗装を剥がす必要がある。

塗装剥離剤を使うのがラクですが、今回は地味にサンドペーパーでシュコシュコと削りました。

面倒なのはここだけ。

あとは元のスペーサーをはずして、入れ替え。

ステアリングスペーサー交換

元のスペーサー。50mmと30mmの組み合わせ。

とっとと外す。

ステアリング

JDMの80mmロングスペーサーを取り付け。

このカラム接触面を磨いて、通電させてある。

ステアリングスペーサー交換

ロングスペーサーのコッチ面は、塗装を落とす必要はなかったが念の為。

10mmスペーサーとの間にはさむホーンボタン用リングは本来は必要ないが、ロングスペーサー内部の無塗装部分と10mmスペーサーを繋げられるので、より確実な通電性の確保のため入れてみた。

ステアリング

とりあえずこの状態でホーン作動テスト。問題なし。

スペーサー

完成。

これまでのシルバーのメッキから、地味なブラック一色に変更。

私のはRSなので、室内は差し色まったく無しの黒一色。

すべて黒に統一されて、すんごい地味です。

この地味さがたまりません。

ランエボ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする