メタルキャタライザー

ものすごく、今さらなんですが。

触媒を替えてみました。

メタルキャタライザーですよ、メタルキャタライザー。

なんかキャタライザーって、和製英語らしいですけど。

キャタリストっていうのが本当らしい。

なぜいまさらスポーツ触媒か?

理由は、酔ってたから。

寝る前のほろ酔い状態で、むやみにヤフオク開くもんじゃありませんね。

なんか安く出てたんですよ。GPスポーツのヤツが。

メタルキャタライザーは、SARD製とかが人気だから、このGPスポーツのは未入札。

冗談で入札したら、そのまま落札。

ええ~、と思いましたが、しかたなく入金。

GPスポーツ製のは、安い割に評判イイから、まあいいか。

これが半年前。

半年間、押し入れの肥やしにしてましたが、ようやく取り付けました。

スポーツ触媒の取り付け

ゾンビにように黄泉帰ってくる、わたくしの不死のマシン・CT9Aランサーエボリューション7RS。

ちなみに排気系は、最初からずっとおとなしめ。

純正のエキマニ、純正のアウトレットに、純正の触媒。

これにフロントパイプとマフラーだけ社外品。

フロントパイプは70パイのステン。今は廃番のモンスター製。

マフラーは、純正に毛の生えたか生えてないかの性能で大人気のフジツボ・RM01A。

ガッツリ入った内部の絞りのせいで、砲弾型とは思えないジェントルな排気音が魅力のマフラーです。

このCTエボの前に乗ってた、CEエボ2。

走る実験室でしたので、排気系もガッツガツにヤってありました。

マフラーなんか何回替えたか覚えていない。

最後に付けてたのは、どっかのオリジナル。

爆音ではなかったのですが、低音の出方がかなりすごかった。

職場の人間から、2km先から出勤してくるのが分かる、って言われてたくらい。

とうぜん、住んでたマンションのご近隣とのトラブルは日常茶飯事。

その頃の教訓から、CTに乗り換えた時に、排気系は極力イジらないと決めてました。

エキマニは、割れない社外ステンマニが存在しなかったので、純正。

今は割れないヤツありますけどね。

アウトレットは、CEと違ってCTは純正でも出来が良いのでそのまま。

マフラーは、性能を求めると、どうしても車検ギリか不可の爆音しかない。

CPの頃からそうなんですが、CTだと純正でも結構音量あるんですよ。

とくに暖気中のアイドリング音。

車検はともかく、近所迷惑ってレベルで考えると、もはや純正でギリ。

私の排気系のセンスは、90年代末で止まったままですので、砲弾型はゆずれない。

そうしたら、選択はRM01Aの一択。

でも、このマフラーは良く出来てんですよ。

内部消音材の劣化も少ないし、なによりも車体にフィットする取り回しがいい。

社外品は、この取り回しがぜんぜんアマい製品が多いですからね。

駐車場の車輪止めに当たるようなダサい製品が。

長々と脱線しましたが。

マフラーがRM01Aで抜けがイマサンなんで、触媒は替えても意味ないだろうと、純正を使ってたワケです。

ただ、純正触媒も劣化します。

交換がアタマにチラついてた時に、オクで格安品を入手。

まああまり効果は無いだろうが、ちょっと試してみるか、と思い立ったのです。

これがそのブツ。

それなりに使用感ありあり。

中のセルはどうでしょう?

セル潰れは、とくに起きてないようです。

内壁との溶接部分も、劣化はまったくありませんでした。

洗浄後、フランジ部などをカルく磨いて取り付けです。

ガスケットはモノタロウなどでサイズが合うモノが見つからず、GPスポーツさんで用意されてるのを購入。ついでに車検に必要な、「自動車排出ガス試験結果成績表」も入手しておきました。

そして交換後。

リフトで上げた時しか見えませんが、あんがいカッコいいですね。

自己満足ドレスアップとしてはアリです。

なんせ純正触媒は遮熱板のせいで、”湯たんぽ” にしか見えませんから。

さて肝心の走りですが、なにか変わったでしょうか?

マフラーがアレなのと、ECUでのセッティングをしてないので、ほぼ変化なしだと推測しますが。

排気チューンってのは、出口側から効率上げていくのが基本ですが、私のはこれで真逆になってしまってますからね。

まずは音。

アイドリング音はとくに変化なし。ちょっと低中音が大きくなったかな?

一番変わったのは、4500rpmから上。

なんか、「グオォオオオ」って雄叫びが追加された。

走りも同様で、プラシーボセンサーをONにしても、ほとんど変化ないんですが、4500rpmから6000rpmの間だけ、妙に元気になってます。

ただそのせいで、高回転での糞詰まり感がより強調される結果に。

まあ私は6000rpmでシフトするタイプですので、問題ないって言えば問題ないんですが。

でも場所によっては不満が出ますね、これ。

ギアが微妙に合わないトコで、ちょっと引っ張る必要があるトコなんかでは。

ポン付けでこの感じだと、マフラーを抜けの良いものに替えて、ECUちゃんとやってやれば、けっこう変わりそうですね。

完全にノリというか、ファッションで交換してみたんですが、あんがい体感度高かったです。

それと同時に、チューニングはトータルバランスが大事という基本を、あらためて思い知らされました。

ランエボ

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