クラッチペダルのラバー(ゴム)の交換

前回に続き、クラッチペダル周りです。

前回にグリスアップした時。

クラッチペダルのラバー(ゴム)が、かなり片減りしてるのに気づいてしまった。

まあホントは、ずっと気づかないフリしてただけなんですが。

グリスアップ時にマトモに視界に入ってしまったので、さすがに新品を注文。

やれやれ・・何年ぶりですかね~コレを交換すんのは。

クラッチペダルラバーの交換手順

コレがもとの片減りしたペダルラバー。

クラッチペダルラバー

見ての通り、純正のラバーではない。

アルファ・リジットのハイリフトタイプ。

厚底ゴムですね。

10年近く前に一度、新品交換してます。

つまり今回は2度めの交換。

片減りの仕方見てもわかりますが。

ホントはココまでのリフト量というか厚みはいらないんですよ。

コレと純正の間くらいのが欲しい。

ないんですけどね。

ところでこのアルファの製品、どうも三菱用はずいぶん前に生産終了っぽい。

代わりに売ってるのが、JURANのこちら。

ランエボのクラッチペダルゴム

アルファ・リジットの製品とは、パターンも大きさもちょっと違う。

ペダルラバー交換

長さが5mmほど長い。

横幅もちょっとだけ大きいような?

ペダルゴム交換

厚みは同じ。

まあ他に選択肢ないので、JURAN製品を採用で。

作業自体はペダルのゴムを取り替えるだけなんで、まあカンタンなんですが。

前回交換した時は、コツを知らなかったので結構タイヘンでしたっけ。

古いヤツもなかなか外れないし、新しいヤツも全然ハマらないんで嫌気がさした覚えあります。

前回は真冬に作業したんですよ。

もうラバーがカッチカチ。柔軟性ゼロで作業性サイアクでした。

ランエボ

今回は気温も高め。

しかも新品の方は、熱湯漬けで準備は完璧。

この温めておくのがコツなんですが、もう一つコツが。

ラバーの裏、ペダルプレートにハマる部分をよく見ればわかりますが。

ハメ込む下側が深溝になってる。

つまり、下側のスリットに先にしっかりハメて、上からかぶせるようにハメる仕様。

その時に、先にハメた下側を上に押し上げるようにしながらやるとウマくいく。

古い方を取るときは逆の手順ですね。

下側から押し上げながら、上側の角からめくるようにやれば取りやすい。

前回はコレが分かってなくて悪戦苦闘。しまいには大型カッターで切り裂いて撤去しちゃった。

純正は薄いのでペラペラとしなやかなんですが、極厚ラバーはなかなか手強かった。

さて今回。

オーラを溜めて、戦闘力をいっきに上げながら古いラバーの撤去に。

するとポロってかんじであっさり外れる。

オラ、自分でも気づかないうちに強くなってたのけ?

違いました。

理由はコレ。

クラッチペダルラバー

スリットの縁がヘロヘロなうえに、角が裂けてる!

コレね、経年劣化じゃないですよ。

前回作業の時、あまりにも入らないもんだからマイナスドライバーでコジったりした結果です。

この状態で10年近く乗ってたんですよ。ゾっとしますね。

いやあよく保ったもんです。

ペダルプレートはこんな感じ。

ペダルラバー

さて今度こそ本番。

手強いであろう、新しいラバーの装着。

熱湯から取り出し水分を拭き取ってから、気を込めます。

住んでる街の上空の天候が急変するほど戦闘力を高めていざ!

あっさり装着完了・・・

クラッチペダルラバー

ペダルラバー交換

拍子抜けするほどスンナリとハマっちゃった。

熱湯に漬けてたせいでちょっと膨張してたのか、かなりユルイかんじでした。

あんまりカンタンに装着できたので、ちゃんとハマってるか不安でiphoneをペダル裏側に突っ込んで撮影。

ちゃんとハマってますね。

交換作業はトータルで5分。

前回の大ハマリの苦労はなんだったのか?

まあやっぱり真冬にはメンテナンス作業はやらない方が良い、という教訓でした。

ランエボ

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