ドライブベルト(オルタネーターベルト)交換

ファンベルト、オルタネーターベルト、Vベルト、ドライブベルト・・・

呼び方は様々ですが、エボの場合はファンは電動ですし、1本のベルトで補機類をすべて駆動してますので、ドライブベルトと呼ぶのが正しいようです。

前回の交換からまだ2万kmちょっとなんですが、おかしな異音(通常のベルト鳴きとは違う)が出てきましたので、他のプーリーのチェックも兼ねながら交換します。

これまた純正部品が高杉なため(8000円近い)、社外の強化ベルトを試してみました。

ドライブベルトの交換方法

CT9A・ランエボのドライブベルト交換は意外とかんたんです。ジャッキとウマ、ヘッド角12.7(1/2表記)のスピンナーハンドルしか、必要ありません。

ただ、そこは整備性の悪さで定評のあるCT型。

E/Gルームの隙間の無さから、ベルトを通すのがちょっとだけイラつかされます。

まずはジャッキアップ。そしてウマを掛けて右前タイヤを外します。

中古ランエボのベルト交換

するとインナーフェンダーの一部がハズせるようになってますので、クリップを抜いて外せば、ベルトやプーリーとご対面できます。

CT9A中古ランエボのオートテンショナー

このパーツがオートテンショナー。これで一定のテンションをベルトに掛けてますので、これを緩めればベルトがぽろりと外せます。

12.7のスピンナーハンドルを四角の穴に掛けて反時計回りに回し、下の穴が向こう側の穴と合ったところで、ドライバーなどを突っ込めばテンショナーを緩めた状態で固定できます。

ベルト外す時は、オルタネータープーリーに掛かってる部分を最後に外す方がやりやすいかと。

外した純正ベルト。

中古ランエボの純正ベルト

たいして劣化してるように見えないですね。

ただ、どう聞いても金属的なワッシャー同士が擦れるような、ベルト鳴きとはとても思えない異音は、このベルトから出てたのは間違いないです。

スプレーを吹きかけると一時的に異音が消えることからも判断できますし、今回の交換で完全になくなりましたので。

今回使用するのはパワーエンタープライズ社のケプラー繊維配合の強化ベルト。

中古ランエボのベルト交換

例のごとく真っ青カラーが、パワーエンタープライズ社製品の証!

純正より厚みがある気もします。

ベルトを掛けていく時は、今度はオルタネーターからスタートします。オルタ、パワステポンプと、上から下に掛けていくと、すんなり運びやすいと思います。

掛け方はこの図のように。ひどい図ですけど。

Vベルトとドライブベルトとファンベルトとランエボ中古

ベルトを掛け終わったら、プーリーの溝にベルトのリブがきちんと乗ってるか確認して、オートテンショナーを元に戻します。

中古ランエボのベルト

普段,オイル交換やパッド交換などの作業をDIYしてる人なら、30分もかからないくらいかんたんです。これでもディーラーなんかで依頼したら、6~8千円は工賃取られます。

その他のプーリー

ウォーターポンプは交換したばかりですが、プーリーは使いまわしていました。

ウォーターポンプのプーリーは、ただの円盤でベアリングは入っていないからですが、表面が若干擦れて、異音の原因の一つになってる可能性があるかも?と思ったので交換。

アイドラプーリーは中のベアリングが消耗します。7万kmで一度交換してますが、ついでに交換します。

中古ランエボのウォーターポンププーリー

ウォーターポンププーリー。とくに傷んでる感じはありません。

ランエボの中古のアイドラプーリー交換

アイドラプーリー。ベアリングにゴリ感はありませんでしたが、安い部品ですし、定期的に交換が必要です。

これでドライブベルト、タイミングベルト周辺のリフレッシュは終了です。

ランエボ

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