すっごい久しぶりの更新。
クルマがトラブらないので、まったくネタがありませんでした。
4月に車検はあったんですが、写真をまったく撮ってなかった・・・
まあ今回のアライメントの記事も、画像はほぼありません。
ちなみに車検ですが。
ここ6年ほどは、指定工場の日帰り車検を受けてます。日帰りというか、2時間ぐらいで終わるやつ。
陸運局に持っていくことは、最近はしてないですね。
私の7RS、ある1点を除いては車検に問題はありません。
それはリアタイヤのはみ出し・・・
オフセット(インセット)+22のホイールでツライチ状態なんですが、リアタイヤだけわずかにはみ出してるんですね。
まあ陸運局だと、検査官しだいってレベルではありますが。
ただ、ここ3回ほど車検に出してる工場だと、ぜったいアウトだそうです・・
指定工場は認定取り消しを恐れてますから、審査基準がキビシめなのは仕方ない・・・
そこでいつもどうしてるか?
車検に持ち込む時、リアだけ純正ホイールに履き替えて持って行きます。
車検のためだけに、純正ホイール+あやしいスタッドレスを1台分買いましたよ。
まあヤフオクで、4本13000円。高くはなかったので、いいんですけど。
リアだけ純正+スタッドレスのマヌケな姿の、我がCT9Aエボ7RSの勇姿を撮影し忘れたのは痛いミスでした。
それはともかく、今回はアライメントのお話。
アライメント調整はショップによって差が出る
じつは私、アライメントにはかなりウルサイです。
ちょっとでも狂うと、すぐ分かります。
そして気になって夜も眠れなくなります。
しかもCT9Aって、ちょっとした事でアライメントが狂いやすい気がするんですけど?
そんなわけで、最低でも1年に一回はアライメント調整に出しちゃいます。多い時は3回ぐらい出す時も。
しかしアライメント調整って、安くはないですよね。
大体の相場は、2万円~3万円ぐらいかな?すごい高いところもありますね。4万円以上とか。
あと値段もですが、メカニックの腕というかセンスも重要。
「テスターの数字を見ながら調整するだけでしょ?」
って思ってる人はアマい!
いくら表示された数値に合わせたつもりでも、ボルトの締め方でまた狂いますからね。センスが表れますよ。
しかも、じっさいに走った状態で起こる変化も予測して調整する必要があります。
センスのないメカや経験不足のメカだと、どんな高価なアライメントテスターを使ってても、宝の持ち腐れです。
私はアライメント調整時には、いつも特定の数値を指定します。
なのにショップによって、仕上がりがまったく変わる。
だいたい、腕のあるメカニックだと、テスターなくても出来ますからね。
糸とオモリだけで。
そんなわけで、いろんなショップを試してきましたが。
主に行ったのは、競技系ショップ。
やっぱ、ノウハウが豊富じゃないかと期待するじゃないですか?
でも、なかなか満足させられるところは無い・・
ある超有名な神奈川のショップ。
なんと、ほんとに糸を張って調整してる!
かなり年配のメカニックさん。ジムカーナなんかで有名らしいんです。
でも所要時間がなんと7時間!料金、4万8千円!
いや、もういいです。
とある、横浜のショップ。
本来はタイヤ屋さん。二代目が趣味で始めたアライメント調整、かなり自信があるらしいことが、HP上にびっしり記載されてます。
お願いしてみたら、こちらも長時間作業。4時間近かった。
料金も4万円近い。
「かなり面白い仕様になりましたよ」
と自己満足な笑顔で、クルマを引き渡し。
乗ってみると、なんとも奇妙なステアフィール。ハッキリ言って気持ち悪い。
データシートを貰わなかったので、どんな数値に調整したのかを電話して聞いてみると、左右でキャンバー角が違うそう。なんで?
いつもはアライメントの数値を指定するのですが、あえてここではしなかったんです。
そしたら、なんともヘンテコな数値に調整されてました。
ただの趣味レベルのお店でしたね。
町田にある2つの競技系ショップ。
2件ともランエボには詳しいショップ。
1件はメカニックが総辞職する騒ぎがあったので行くのをやめましたが、もう一件はけっこうリピーターになりました。
理由は料金。
一回、1万8千円は安い! まあ後に値上げで、2万円ちょっとになりましたが。
ただ、ここの仕事はイマイチなんですよね。
なんかフロントが左にとられやすくなる。ここでアライメント取った時だけ、必ずそうなるんですよ。なんでだろう? 指定する数値は、どのショップでも同じなのに。
横浜のエボとGTRで有名な、ガレージGフォース。
ここでのアライメント調整がイチバン良かったです。
いつもの数値を指定したんですが、仕上がって乗ってみたら全然違う。
ウソみたいにしっくり来ました。
料金も2万円半ばだし。
どちらかというと、エンジン屋的なショップなんですが、アライメントも良かった。
そして今回の本題のお店。
ここ2回ほどお邪魔してるショップなんですが、私のように昔から走り屋やってて、首都圏在住だと懐かしい名前かも知れません。
「コクピット青梅」
昔はアライメントと言えばココ。
まだアライメントって言葉が一般的じゃなかった頃から、テスターを導入してアライメント調整の重要性を広めていたお店。
私も名前だけは知ってました。
仕事で横浜から引っ越してきて、このお店が案外近くなった事に気づきました。
それで、ちょっとお試してみることに。
(この記事で、すでに2度めの作業ですが)
激安!コクピット青梅のアライメント
初めて訪問した時、最初にサイトをちょっと覗いてみたんですが。
「キャンペーン!○月限定!アライメント料金、1万円+消費税」
・・・え?
いちまんえん?
半信半疑で現地に向かう。(予約が先ですよ)
写真忘れたので、ブログの画像をお借りしました。
とりあえず、現状を計測。
予想通り、リアの左が大きくトーアウト。
あとはわりと普通。
希望の数値を伝えて、調整作業開始。
2Fの漫画ルームで「湾岸ミッドナイト」を読みながら待機です。
(98年から2002年までは、首都高C1ランナーだった私)
作業時間は40分ぐらいだったでしょうか?
アキオのZが赤坂ストレートで300kmに達したぐらいで、
「終わりましたよ」
と、告げられました。
データシートを渡してもらって、かるく説明を受けます。
その後にお会計。
「10,800円になります」
・・・マジですか?
「あ、あの、このキャンペーンは毎年の、どの時期にやるんですか?」
思わず噛んでしまいながら聞いてしまう。
「え?ああ、毎月ですよ。」
は? だって○月限定って・・・
「まあ、宣伝ですよ、あれ。いつもこの料金ですよ。」
こ、これは素晴らしい。
あとは仕上がりだけ。
さいわい青梅街道がガラガラだったので、ちょっと振ってみながら走ってみます。
うん、十分に満足です。リピーター決定ですね。
っていうか、この記事書いてる段階で2回目なんですけど。
1回目の時は、作業から2ヶ月もしないうちにガタガタの凍結路を走ったせいで、せっかく合わせた数値が狂っちゃったんですよ。
アライメントの老舗、コクピット青梅はおすすめですよ。
*この記事書いてから5年。ここに行くのは、もうヤメました。
今は、アライメント難民状態です。テスターキット買って、DIYに移行するかも知れません。
ここに限らずですが、世の中のショップさん達、プロならば、きちんとクオリティを維持する努力をしてください。とにかくダラけた仕事ぶりに堕ちていくショップが多すぎます。ていうか、ほとんどのショップ(ディーラーも含む)がそうです。
クオリティさえ維持してくれれば、少々ボッタクろうが、アコギな真似をしようが、コッチは目を瞑りますよ。元々ビジネスになりにくい業種なのは、じゅうぶんに理解してますから。
エボ向きのアライメントの数値
同じCT9Aエボであっても、アライメントの適正な数値は、走るステージや個人の走り方によって様々だと思いますが。
たとえば街乗りしかしないのであれば、キャンバーはフロントでも2°00が限界でしょう。
たとえ2°00でも、タイヤの片減りは避けれないかも?
トーもフロントがインに0.2ぐらい、リアはゼロからちょっとインかな?
ちなみに、私がいつも指定する数値ですけど、
フロントのキャンバー 3°00
リアのキャンバー 2°40
トーは4輪ともゼロ。
サーキットなんかだと、あと20°づつぐらいはキャンバー寝かして、リアのトーだけ0.2ほどアウトにつけるかも?
まあ最初の数値がデフォルトですね。
FFベースの4WDの場合、トーは全部ゼロ、フロントのキャンバーを大きく付けるのは基本だと思うんですよ。
そこからクルマやドライバーの好みに合わせて、微調整していく。
FR車や、FRベースの四駆は逆になりますよね。
エボの場合フロントのキャンバー角が浅いと、低速コーナーでフロントが入らない。
まあフロントのLSDのタイプにもよりますが。
ほんとはもっとキャンバー角付けた方が面白いんですが、毎日の通勤にも使ってるクルマ。
これ以上は、片減り起こしすぎてツラい。
フロントの3°00が、ぎりぎりの妥協ポイント。
とりあえずこの数値で、10年以上走ってます。