エボテック(EVO-TECH)受診

人間ドックって、ありますよね。

私は受けたコトありませんが。

だって、要治療、下手したら即入院のネタが2つほどあるの、すでに自覚してますから。

イイんですヨ。

私は人生の終え方、すでにキメてますから。

いつもどおりのある日の朝、ポクっと心臓マヒで即死することにしてます。

なんせ私の心臓、いわゆる心房細動ってヤツで、キチンとビートを刻んでおりません。

バセドウ病の影響で、もう10年以上もこんなカンジ。

心臓カテーテル手術が必要らしいんですけどね。

私は要らないです。そんなの。

だいたい、現代人は長生きしすぎなんですよ。

なんですか、人生100年時代って。

カラダが完全なら、長生きもイイですが。

たとえばクルマにもまともに乗れなくなった状態になったとしたら、そこからさらに数十年も生きてどうすんの?

だが、断る!ですわ。

でも、私のランエボの突然死は困る。

いつも我流でイジってばっかですからね、たまにはプロの点検に出すのもいいかな、と思いまして他の作業ついでに、クルマを入院させてきました。

受診先は、厚木のコルトスピードさん。

こちらの総合点検メニュー、EVO-TECH(エボテック)を受診してきました。

エボテック診断

コルトスピードさんは、けっこうひさしぶりに来ます。

元座間三菱の人、元モンスターインターナショナルの人、元ダイヤモンドエンジニアリングの人の集まったお店。

下道だとちょっと掛かるんですが、圏央道を使えばかなり早い。

圏央道の区間料金、凶々しいほどに高いですけどね。

他にもちょっと作業をお願いしてたので、トータル2週間ほどの預かり。

お借りした代車は、三菱のEKワゴン。快適でした。

いきなり結果ですが、エンジン以外はダメ出し無し。

さて、そのエンジンですが。

内視鏡で診れる範囲ですので、燃焼室内のチェックになります。

そしてその結果は?

まあ、まったく予想してた通りの診断結果。

インテークバルブからのオイル下がりが、まあまあヒドい。

オイル消費、けっこう多いですからね、私の4G63ちゃん。

走行距離で8万キロ超えたあたりから、それまでは無かったオイル消費が始まりました。

オイル下がりの原因は、とうぜんバルブのカサ部分へのカーボンの堆積。

もしその頃から、カーボン除去のケミカルクリーニングを定期的に行ってたら、ここまではなってなかったかも知れませんね。

インテーク、エキゾーストの両方とも、バルブのカサ部分へのカーボン付着がキツい。

エキゾースト側なんか、白く石化してる。

ここまでくると、もはやケミカルでは通用しない。

物理で削り取るしかないですね。

あと、2番と3番のシリンダーに、ポツポツと点サビがあった。

これは結露が原因だそうです。

冬場なんかに、エンジンかけてオイルが適温になる前にエンジン停止、その後数週間放置なんかすると発生しやすいそうです。

短時間のチョイ乗りがダメ!って言われる理由の一つ。

ただ、私はそういう乗り方はしないんですけどね。

そこで思い出したのが、2年ほど間にリアデフ絡みで預けたショップ、なかなか手を付けないので1ヶ月半も預けっぱなしになったことあります。

もしかして、ソレ?

ただ、点サビはわずか、進行もしてないので、エンジンOH時のボーリングやホーニングで消せる程度のモノでした。

もっと問題点がボロボロ出てくると期待してましたが、ご高齢のワリにはあんがいと年齢なりの健康体だった、悪魔のエボ。

そしてメカの方が言うには、お店に入ってる他のCT9Aとくらべて、私のエボはいやに速いそうです。

そうなんです。コレは20年以上前にクルマを手に入れた時から感じてたんですが、エンジンがなんか当たりかなんかなのか、妙に速いんですよね、このエボ。

4G63っぽくなく、上までやたらスムースに回るし。

車体は傷んできても、エンジンだけはいやに元気だし、なんか他の同型よりも一枚上の速さがあるので、悪魔のエボと呼んでたんですが。

しかしその悪魔の心臓も、最近はかなり疲労感が出てきてます。

どうやらオーバーホールを真剣に考えなきゃならなくなりそうです。

ほんの数年前までなら、エンジン単体だけなら5,60万円くらいでOH出来たんですが。

今では100万円オーバーは確実だとか。

これはシビれる金額ですね~。

来年あたりには、真剣に考慮します。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする