タイトルのまんまです。
いまから3年ちょい前。
それまで使ってた社外HID、バラストの故障を機に、今風にLEDに変更したんですが。
じつは装着してから半年ぐらいで、左側だけ不点灯になるトラブルが時々起きてた。
原因は検証してないので不明ですけど。
まあイグナイターか、LEDバルブそのものの初期不良。
最初はたまに消えるくらいだったんですが、だんだん点かない時の方が多くなり・・・
今年に入ってからは、ほぼ不点灯。
いやあ左側が不点灯だと、まじでアブナイですね。
左コーナーの見切りは悪いし、なによりも歩行者が見えづらい。
ようやく重い腰をあげて交換ですわ。
格安HID取り付け
ほんとは不調な左側だけ、交換すればいいんですけど。
取り付けたLEDの汎用キット、廃盤品を格安で購入したヤツなんで、同じ物がないんですヨ。
いくらワット数やケルビン値を合わせたって、他の製品じゃ右側と色合いが合うワケない。
オッドアイのランエボでもまあ、イイといえばイイんですが。
じつは、LEDランプの明るさ自体にもかなり不満が出てたのも事実。
最初はけっこう明るいと思ったんですけどね。
雨の夜とか、街頭がまったくない田舎道だと、ちょっと明るさ足らなかったです。
とくに最近通い始めた湖の、湖畔までの道路。
夜明けまでにレンタルボート屋に到着するように夜道を走るんですが。
なにせ山の中で、シミュレーターの歩行者のようにタヌキやシカが飛び出してくるので、けっこうヤバいんですよ。
そこで今回はHIDに戻してみようと。
さて、ひさしぶりにヘッドライト関連でネットみてみると、ありえないくらいの格安製品のバーゲン状態。
市場の価格は、さらに崩壊状態になってるではありませんか。
いちおうモロ中華は避けつつ、安いのからクチコミの高いのを物色。
ネガティブなクチコミの内容も吟味しつつ、HID屋さんの製品を購入。
クチコミ見る限り、初期の88ハウスのようなカンジのメーカーかな?
ただ、製品のアップデートのスピードはかなり早そう。
楽天のクチコミだと、製品の初期不良に関するマイナス評価は2014年以降は激減してるのでイケるか?
まあもしダメでも、あきらめつく価格ですけどね。
だって35Wのキットで、たったの6210円ですよ。
昔を知ってる私からすると、HIDのキットが6210円なんて悪い冗談のよう。
バーナー(HIDでのバルブのこと)単体でも1万円以上はしたのに!
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速攻で届いたので、さっそく取り付け。
HID屋の35W・HIDキット取り付け
HID屋のキットには、35Wの他に55Wと70Wがラインナップされてますが。
W数が上がるほど明るさは増しますが、トラブル発生率も急上昇します。
HIDはいったん点灯すれば、消費電流はハロゲンよりもはるかに低いのですが。
点灯時の突入電流、瞬間的に流れる電流量はそうとう大きく、ほとんどの国産車の場合は電流ラインの容量的に35Wがギリだと聞いたことあります。
じっさい社外HIDに交換してトラブった例では、多くが55W以上の製品でした。
あと、55W以上だと対向車の目潰しになりかねない。
そういうわけで、購入したのも無難に35W。
バーナー、バラストが別々に梱包されるという、手間の掛かったパッケージ。
画像はバーナーの箱。
バラストとイグナイターはセパレート型。
熱害による耐久性的には、こっちの方がいいですね。
以前使ってた88ハウスの製品は、一体型だったので耐久性が低かったと思ってましたから。
バーナー部分。
ここでちょっと?
バーナーからは配線はプラスとマイナスの2本しか出てないハズなのに、なんでこんないっぱいあんの?
あと真ん中のグロメットは何?
取り付け説明書を見ると、画像の赤丸(左下側)のコネクターを車体のコネクターに接続、赤丸(右上)のコネクターをバラストに接続とあります。
え?
HIDの接続の順序は、
車体電源コネクター → バラスト → イグナイター →バーナー のはず。
なんでバーナーに車体電源コネクターをいきなり繋ぐんだ?
よく見てみると、画像の2つの赤丸のコネクターは同一配線です。
つまり、車体電源コネクターとバラストを繋ぐ配線に割り込ませる延長ケーブルになってます。
しかし延長ケーブルは分かりますが(私のエボには延長は不要ですが)、そのケーブルがなぜバーナーの配線にグロメットで束ねてあるのかが、さっぱり分かりません。
このやり方が、取り付けに都合の良い車種があるのでしょうか?
たぶん、そうなんでしょうね。
しかし私には必要ありません。
っていうか、よけいなコネクターが増えるのはトラブルの元。
このじゃまなグロメットを、ハサミでチョキチョキ。
不要なケーブルを撤去します。
工作が終わったら、車体に取り付けに掛ります。
いつものように、インナーフェンダーからアプローチ。
HIDの取り付け作業は、バンパー外しとヘッドライトユニット外しよりもこっちの方がいいです。
バラストなどの取り付けはインナーフェンダー付近で行いますので、フロントからはやりずらい。
まずは懲戒免職になったLEDユニットの撤去。
取り付け時にも苦労した、でっかい冷却フィンがついたLEDバルブの取り外しが手間がかかる。
まあもう捨てるつもりなので、配線はあっさりカット。配線無ければ脱着はずっとラク。
全撤去が終わったら、とりあえずHIDユニットの仮接続。
初期不良が無いかのチェックと、HIDの取り付け儀式の空焚き。
左側も同様に
5分ほど点灯放置。
その後にしばらくバーナーを冷まして、作業開始。
まあこっからは早いですよ。
バーナーやバラストの脱着は、年1ペースであきるほどやってましたからね。
いや、ほんとに飽き飽きしましたよ、88ハウスさん!
まずはバーナーを、ヘッドライトユニットに取り付け。
CT9AのロービームはHB4。
まず、ここで感動。
このバーナーの台座、純正サイズでピッタリなんですよ。
・・・・あたりまえだろ? って思うでしょ?
これが今までは当たり前じゃなかった!
88ハウスのも、フィリップス製のLEDバルブも、この台座の造りがアマかった!
なんかユルかったんですよ。
画像ではテープ貼ってますけど、じっさいは必要ないくらいキッチリしてます。
次はバラストとイグナイターの固定。
CT9Aはスペースがなさそうですが、じつはあります。
それがココ
インナーフェンダーとヘッドライトユニット裏側にあるフレーム。
わたしのはRSなので、ここに放置された穴が2つありますが、ひょっとしたらGSRではなんかのパーツが付いてるのかも?
引きの画像だとこう
バラストは手持ちのボルト1本とスプリングワッシャーだけで、吊り下げるように固定。
ボルト1本だけって、不安要素がありそうですが。
じっさいはコレで十分です。
イグナイターは別の穴にタイラップで固定。
振動吸収用に、厚めの両面テープを貼ってから固定すればさらによし。
配線をタイラップで、ゆるく弧を描くようにまとめて終了。
インナーフェンダーをパチパチはめて、作業終了。