2,3ヶ月前からぐらいですか。
エンジンにちょっと異変が起きちゃってました。
回転上昇時の息つき。というよりむしろ、段付き。
アクセルベタ踏みで、4000rpmで「ドンッ」、そして5500rpmでまた「ドンッ」。
まあよくあるトラブルですね。
これがCP9Aだったり、CT9AでもGSRだと、ブーストカットもありえますが。
RSですと、ノーマルECUでもブースト1.6ちょいぐらいまではマップがありますので、ブーストカットは入りません。
最大ブースト時、最大トルク発生時、最大パワー発生時にかぶってるので、燃料が足りてないか点火しきれてないかのどちらか、あるいは両方が原因でしょう。
息つきトラブルは点火系が原因の場合が多いですが、燃料系や吸気量のセンサー系もあります。
まずはカンタンなトコから手をつけます。
いつもは1年で交換するプラグですが、今回は2年近く引っ張ってたので交換。
ほぼ交換済みだったセンサー類の中で、いまだ未交換の最後の大物、エアフロセンサーも新品交換。
これだけでもほぼ改善しました。
段付きはなくなり、ちゃんと回転上昇するようにはなりましたが。
でもなんかちょっとだけ違和感あるんですよ。
4000rpm超えたあたりで、ほんのわずかに苦しそうというか、「燃料足りてんの?」ってカンジが。
最近通い始めたお店、ここより三菱車を知ってるショップはありえない「テスト&サービス」のマネージャーさんからのアドバイスだと、インジェクターも可能性あるとのこと。
あとは燃料ポンプのフィルター詰まりとか。
燃料ポンプは基本的にオンかオフ。
正常か、壊れてエンジン掛からないかのどちらか。
ヘタって吐出量が下がるとかは無い。
CT9Aは電源ハーネスも容量充分ですしね。
ただ、フィルター詰まりで吸い込めない、ってのはあります。
ポンプとフィルターは10万キロ走行の時に一度交換してますが、インジェクター交換で改善しなかったら、見てみる必要ありですね。
わたし、インジェクターって定期交換が必要なパーツとは思ってなかったんですが。
電磁ソレノイドなので構造はシンプルですが、壊れる時は壊れるらしいです。
あとはスラッジなどの汚れの堆積で、きちんと吹けなくなったりとか。
そういえばインジェクタークリーニングってサービスもありますね。
そこで今回はインジェクターをやっつけることにしました。
インジェクター交換?クリーニング?
まず、一番確実なのは新品に交換すること。
ただこのインジェクター、1個2万円以上するんですよ。4つで8万円オーバー。
いやちょっとそれは・・・・いくらなんでも高すぎ。
次の候補はクリーニング。
インジェクタークリーニングのサービスを行ってる会社は数社あるようですが。
チューニング業界で有名なのはここ、IRSですね。
料金も安い。
1本4000円ほど。
どこかのショップでインジェクターを外して、IRSに送れば最短2日ほどでピカピカになって帰ってきます。
つまりその間はクルマに乗れない。
毎日の通勤で使用してる私には困る。
すでにクリーニング済の、リビルト品のような製品はないものか?
検索するとありました。
販売元は前述のIRS。
レベリングインジェクター
純正の中古インジェクターのリビルト品ですね。
超音波クリーニングと、防錆処理、ゴムガスケット、内部フィルター交換、そして4本のインジェクターの吐出量を揃えた(レベリングした)製品です。
24ヶ月、もしくは4万キロの保証付き。
お値段は29920円。
決定、これちょーだい。
けっこう厳重な梱包で送られてきます。
この梱包は捨ててはいけません。
交換後、外したインジェクターを送り返すためです。
下取りあり、なんですね~
ちなみに発送は着払いであちら持ち。
おお!かっこええじゃないですか。
インジェクターって意外と重い。
ちっちゃいのになんかズッシリとした重量感。
測定された性能値のシートが付いてくる。
さっそく交換作業。
最初は自分でやるつもりでしたが、なんか面倒になって結局はお店に依頼。
依頼先はもちろんテストアンドサービスさん。
作業時間約90分。料金は13000円。
こちらが外したインジェクター達。
まあそれなりに年季入ってはいるんですが。
かんじんの噴射ポートは、そうでもないですね。
これひょっとして、この交換作業の直前に入れてた洗浄剤のせいかも?
前回のニューテック・NC-121につづいて、またもや公式HPに載ってない隠しアイテム、燃料系洗浄剤のNCー221を燃料タンクに入れていたんです。
NC-221については、また別記事で。
とりあえず洗浄剤がタンク内に残ってるうちは、ベタ踏みはしたくない。
インジェクター交換直後はエアの混入があるので、抜けきるまで数十キロはおとなしく走る必要があるのでインプレは後日です。
*とりあえず100km走ったので、全開くれてみました。スパーンと7000rpmまで一気に吹け上がります。
それ以外にもいくつか改善が見られましたが、詳しくはNC-221についての別記事でいっしょにインプレします。
というのも、NC-221投与とインジェクター交換作業を同時に行っていたので、あらわれた効果がどっちのおかげなのか良く分からないからです。