添加剤・XADO(ハドゥー)リヴァイタリザント 

今回は添加剤ネタ。

それもニューテック製品以外での。

このブログで、さんざん書いてますが。

わたしは20年以上前に、ニューテック教に出家済み。

筋金入りの信者です。精神的には幹部クラス。

ニューテックに出会う前は、チューニングショップなんかでオススメされる類の有名ブランドのオイル、そりゃもうさんざん試しました。

モチュールだの、オメガだの、レッドラインだの。

雑誌でよく出て来たブランドは全部。

その上で、コレ以上のオイルは無い、と実感しての出家です。

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それから20年以上、いまだにその信仰心にゆるぎなし!

それには、別の理由もあるんですけどね。

20年前というと、クルマ業界が環境性能、つまりエコ方向へ大きく転換した時。

本来の性能の追求よりも、環境に優しい、そしてコスト低減に大転換しました。

その結果、性能の進化が止まってしまいました。

止まった、というか、方向性が変わった。

つまり、各オイルメーカーは本来の性能追求路線じゃなくなってるので、ニューテックを超える製品が開発されてないんですよ。

いまだにガチなのは、せいぜいMoty’sくらいか?

クルマ本体もそうです。

それまではひたすら走行性能の追求路線だったのに、方向性が大きくシフトした。

筑波アタックの、TOP10のリザルト見ると分かりますが。

常連はあいかわらず20年、30年選手のクルマが多い。

現行車だと、ホンダのタイプR系、あとはトヨタGR勢。あ、スバルもいるか。

それ以外は、時が止まったかのように、あいも変わらず第2世代GT-RやFD3S、CT系ランエボばっか。

35GT-Rもいますが、あれは基本的には20年前のクルマですからね。

現行車と呼ぶにはちょっと・・・

今のオイルに求められる最優先の性能、それは燃費!

そして生産時の産業廃棄の低減。

0W-20とかの極端な低粘度オイルで、いかにしてハイパワーターボエンジンを壊さずに回すか?って、お題の達成に夢中。

開発の方向性がまるで違うんですよね。

これがいまだに信仰心を失わない理由。

・・・だんだん値上げしていく、お布施代を除けば・・・

さて、せっかくオイルに良いモノを使うんなら、添加剤なんてよけいなモノは入れるべきではない、っていう考えにもなってます。

よけいなモン入れると、せっかくのオイルが台無しになるコトありますしね。

添加剤の成分によっては、ニューテックのベースオイルと相性の悪い場合がある。

ニューテックでは、公式にPTFE系(マイクロロンなど)の添加をしないよう注意喚起してます。

ただ、添加剤自体を全否定するつもりでは無かったです。

じつはエボⅡで「走る実験室」やってた頃は、添加剤も試してるんですよ。

それこそマイクロロンとか、GRPとか。

進化剤ってのもあったな。

それなりに効果は体感出来ましたし、バラした時のアタリの付き方も良好な製品もありましたが。

でもコストに比例して、効果の出方に納得いくものが見つからなかった。

ほとんどの添加剤に求められる、オイル交換のたびに入れ直すっていうのは、ムダすぎる。

けっきょく、ニューテックのNC-41の素のオイルが良すぎるんですよ。

それで長い間、添加時には無関心だったんですが。

ネットであるパーツについて調べてる時、とあるプライベートのレース屋さんの記事であった内容。

その中で言及されてた添加剤が、なんとなくアタマの片隅に残った。

それから2年ほどしてから、別のチームの記事見てた時にも、その同じ添加剤の事が出てきた。

それでちょっとググったりしてみると、けっこうホンモノっぽい印象を受ける。

それが今回導入してみた添加剤、XADO Revitalizant 。

ハドゥ レヴァイタリザントと、読むそうです。

戦禍激しい、ウクライナで作られる製品。

ウクライナ、こんなクルマ用の製品なんか輸出してる余裕あるのか?

いやむしろ、戦費稼ぎに必要なのか?

*画像はミッション、デフ用のEX120です。

オイル添加剤はタイプ分けすると、

潤滑系

コーティング系

金属表面改質系

などに分かれますが。

コレは、コーティング+金属表面改質になるんでしょうか?

1回の添加で、オイル交換後もやたらと長期間、その効果が持続するらしい。

説明書きによると、なんと10万キロ保つとか。

ホントかいな。

ちなみにこのタイプの添加剤、他に有名ドコだと、REWITEC/レビテックなどがあります。

レビテックも、ちょっとだけ気にはなってました。

ただ、アレは高い・・

説明読むと、今回のXADO リヴァイタリザントとよく似てます。

被膜生成のメカニズム、そして被膜がセラミック系なのも似てます。

でも価格は、XADOの4倍近い・・・

ちょっとボッ◯クリにも、ホドがある。

この手のケミカル物質系って、原価はむちゃくちゃ安いの知ってますからね。

*ボディのガラスコーティング剤が良い例。1万円の製品の原価、600円くらいだったりします。

まあ、パッケージやラベルのコスト、物流や保管コスト。

それにマーケティング費用などもあるので、一概に決めつけるのはイカンですが。

そこにぜんぜん安くて、なおかつレース屋さんあたりで評判の良いXADOを見つけた。

まあ、私が日頃から ”アテになる” と思ってる人達から絶賛されてるのもあって、お試しでポチってみました。

ちなみに、今回の目的は延命。

仮に体感度がゼロであっても、パーツの延命につながればイイかなって考え。

そのための、金属表面改質系ですからね。

XADO・EX120の使い方

コレはエンジン用の、”1 Stage”のパッケージ。

このXado、ガソリンエンジン用には、3,4種類あります。

オリジナルは、EX120という製品なんですが。

EX120は、3回に分けて施工するタイプ。

今回購入したのは、1回で済ますタイプ。

オリジナルのEX120が、2nd Gen。この”1Stage”は、3rd Gen だそうです。

1stは、何だったんでしょうね?

この製品に目をつけた、いちばんの理由ですが。

いわゆるオイル添加剤、オイルの性能アップの製品ではない、というトコ。

これは金属の表面のキズ埋め、修復の効果を狙ったモノです。

つまり新しいエンジンよりは、私のエボのような過走行車のエンジン向け。

本来、エンジンオイルに求められる性能は、

「どの温度域でも、どんなスキマにも、しっかり浸透して油膜を作り、耐衝撃性、高温耐久性、洗浄性、を損なわずに潤滑し続ける」

というモノのはず。

ニューテックのNC41は、これらの性能を市販オイルとしては最高水準でクリアしてると思ってます。

そして添加剤マニアが気にする潤滑性に関しても、ニューテック社がPTFE(マイクロロン等)よりも摩擦係数が低い、と謳ってます。

つまり、フリクションロス低減目的だったらNC41に添加剤を入れるのはムダ、ということになりますし、個人的にもそう思ってます。

しかしオイルの性質を変えるオイル添加剤ではなく、金属表面改質が目的なら別です。

私は、エンジンの傷んだ部分の修復と延命として、このXadoに期待してみたワケです。

そしてもう一つの理由として。

じつは、この製品の効果、すでにリアデフで実験済みだったから。

こないだ、リアデフのLSDをショップでオーバーホールしました。

なんせリアデフ、劣化しすぎてガッコンガッコンでしたから。

その際に、OH前に実験として、Xadoのミッション、デフ用のEX120を施工してみたんです。

効果が無い、もしくはLSDのスリップに悪影響が発生しても、どうせOHする予定だったから、実験しやすかった。

駆動系用のEX120は、内容8mlのシリンジタイプ。

こんなカンジで注入。

中身の添加剤は、こんな色。

このタイプの緑色、映画なんかでよく出てくる、悪魔に憑依された人が吐くゲロみたい。

リアデフの容量は0.85リッターなんで、EX120の全容量の80%ぐらいを注入。

作業自体はすぐ終了。

デフオイルに撹拌するため、とりあえず10kmほど走りに行きました。

説明書やクチコミによれば、効果が出てくるのは、かなり距離を走ったあとらしい。

時間にして50時間の走行時間、あるいは1500km。

こりゃ長丁場。

じっさいはですね、400kmくらいからハッキリ変化が出ました。

ガコガコが少しづつ減っていきました。

そして1200kmくらいには、異音がほぼ消えていました。

予想外の効果にちょっとビックリ。

まあ、OHは予定通りやったワケですが。

*リアデフLSDのオーバーホール記事は→こちら

LSDをOHしたショップのメカさんも、ディスクの表面の状態は良かったと言ってました。

ただディスクに歪みが出てたので、どっちにしろ交換は必要だったけど。

この実験で、Xadoが効くのは確認。

コイツをエンジンに使用するのに期待が出ましたね。

さて、エンジンへの施工方法というと。

パッケージに書かれてる方法は、単純にオイルフィラーからチューブをブシュっと押して、直入れ。

めっちゃ雑。

そんなんでイイのか?

ただし、温度管理にはシビアな指定があります。

まず、添加剤の温度が25℃以上。

え?今は真冬ですが?

あと、エンジンは暖気済みでオイル温度が70℃以上。

この条件を作るためにはひと工夫。

まずオイル交換時、ワザと300~400CCほど、足らない状態にする。

そしてオイルの補充に使ってるガラス瓶に、新油を入れて湯煎して加熱する。

加熱したエンジンオイルにXadoを溶いて、よく混ぜてからオイルと一緒に注入。

オイルへの馴染みは良く、キレイに混ざります。

4G63のオイル量なら、このチューブ1本で適量のようです。

駆動系用のEX-120と違い、今度は赤色(茶色?)。

これを熱したエンジンオイルに溶かす、というか混ぜる。

すでにオイル温度を上げておいたエンジンに注入。

はたして効果は?

リアデフの時のように、ビックリさせてくれるのか?

インプレは、定着が完了してから。

Xado 1 Stage Revitalizant エンジン用の施行後インプレ

現在の走行距離、214600kmオーバー。

オーバーホール、いまだ無しの4G63。

はたして、どれほどの回復を魅せてくれるのか?

まず入れてから、200kmくらいで、すでにメカニカルノイズが変わった。

減った、というより、変わった。

音の中の雑音っぽい成分が薄まって、なんか粛々としながらドスの利いたような音。

距離を走っていくと、この変化がより大きくなっていく。

排気音もちょっと変わりました。

メカノイズ、排気音、ともに力強いカンジに変化した。

あと、アイドリング時の負圧が増しました。

エンジンの回り方も変わった。

シフトアップポイントの6000回転までが、あきらかに早くなってる。

ランエボは全シリーズでギア比が低めのクロスミッションなので、もともとシフト操作は忙しいですが。

それがもっと忙しくなった。なんか、せわしないって表現がピッタリ。

ブーストコントローラーを交換してから、ブーストの立ち上がりがやたら早くなったんですが、それに輪をかけてるカンジ。

まだ200kmしか走ってないのに。

400kmを超えてくると、さらに変化が。

おそらくトルクが増してる(取り戻してる)のか、言い方は悪いですが、ドスドス感が強くなってる。

4G63は昔から、トルクで走るエンジン。

ホンダエンジンのような吹け上がりの鋭さとは反対に、トラクターエンジンって揶揄されるくらい低中速トルクでドンドコ突き進むフィーリングって、言われてましたが。

その感じが強くなってる。

20万キロオーバーでノンOHの私のエンジン、くたびれてるハズなのに吹け上がりはあいかわらずイイが。

でも、トルクはさすがに少し落ちて、前に進む力が弱くなったと感じてましたが、ドンドコドスコイ感が戻ってきてるのか?

そして1000km。

車検の時にお店の人が乗ったので、ひさびさに自分のクルマの音を外から聞いたんですが。

排気音がかなり違う。

さらにドスの効いた音。

こんな迫力ある音、低回転で出てたっけ?

まさかちょうどいいタイミングで、マフラーのグラスウールがさらに抜けたんじゃないでしょうね?

吹け上がり方も、力強くフケ上がる。

延命のつもりだったんですが、意外と体感できる変化が出ました。

駆動系にもEX-120を施行

ちなみにエンジンだけでなく、トランスファーとトランスミッションにも、EX-120を入れました。

どちらもオーバーホール無しで、21万キロ以上の走行距離。

頑丈さでは定評のある、ランエボの型式W5M51の5速マニュアルトランスミッション。

とくに不具合があるワケではない。

むしろスパスパと良く入ります。

でもそれなりに、ヤレは出てるハズ。

シンクロなんかは、じっさいはキズだらけじゃないかな?

そういえば、停車時のリバースだけは入りづらいかな。

入らない時は全然入らないので、いったん他のギアに入れてからリバースに入れ直す時があります。

トランスミッションの場合、EX-120を2本入れます。

CT9Aの場合、付属する延長チューブは不要。

シリンジ本体からラクに注入できます。

施行の方法は、ただ入れるだけ。

エンジン用と違ってオイル温度を上げとけ、とかの指示はナシ。

入れてから1500km走るだけ。

朝イチで入れて、神戸あたりまで走って帰ってくれば、1日で施行完了ですね。

そんなコトやんないけど。

投入したら、とりあえず全体に行き渡るよう走る。

添加剤の反応を良くするため、オイル温度を上げてなるべく長時間走った方が良いみたい。

私はとりあえず、街中を50km走りました。

駆動系の効き方って、リアデフで実験済みですが。

正直、トランスファーに関しては、さすがに体感は出来なかったです。

ですが、トランスミッションの方は、けっこう早めからフィーリングに変化が出てきました。

もともと良かったシフトの入り、さらに良くなってる。

施行後800kmを超えてくると、さらにスコスコ感が増してくる。

感触を確かめるため、ちょっと流れが速い道なんかで頻繁にシフトチェンジ。

同時に施工したエンジンがどんどん力強さを増してるので、街なかでは普段は入れない4速や5速にまで入れちゃう。

なんかムダにシフトチェンジしたくなるんですよ。

これは悪くない。

そして施工前には入りづらかったリバース。

これも改善してます。

以前はリバースに入れる前には、クラッチ切ったまま他のギアにいったん入れてから、リバースに入れる、って儀式が必要な時が多かったんですが。

この儀式が要らなくなってる。

ちょっと固さは残ってますけどね。

でも、うっとおしい儀式を省けるようになったのは助かる。

添加剤アンチって、ワケではなかったですが。

ただ、価格と効き目のバランス、効き目の寿命なんかを考慮すると、これまではあんまり興味無かった添加剤。

今回ひさしぶりに投入してみました。

結果としては、意外と体感できましたね。

これでパーツの延命ができれば、言う事なし。

そして謳い文句どおりに、ホントに10万キロ持続すればスゴイですね。

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