御年26歳の悪魔のエボ、エンバーミング・プロジェクトの第4弾。
以前にドアモールの交換をやりましたが。
*ドアモールディングの交換記事は→こちら
それの続き。
今回は、未交換だったルーフのモールディングと。
意外とやってる人がネットでヒットしない、リアウィンドウモールディングの交換。

ルーフモール交換
ドアのモールディングを交換した時なんですが。
このルーフモール、その時はそんなに劣化して見えなかったんですよ。
だから放置したんですが。
どういうワケか、この半年ほどで急激に劣化。
ラバープロテクタントの効果が切れたみたい。

パーツの値上がりもキツくなってきてるし、買えるうちに交換しときます。
ついでに、リアウィンドウのモールディングも。
ルーフモールの交換記事、ネットでいろいろ見れるんですが。
どれもなんか分かりにくいというか、内容が不十分なモノが多いんですよね。
しかも、たぶん作業に失敗してるような記事まであるし。
交換作業はカンタンではあるんですが、ちょっと注意点もあります。
なるだけ詳しく書いてみます。
ルーフモールディング交換・必要部品の入手
まずは本体のルーフモール。
正式名称は、ルーフ、ドリップモールディング。
MR520287(左)、MR520288(右)。片側14,000円くらい。

そしてリアウィンドウロアモールディング。
純正部品番号、MR520295。7,800円。

そしてクリップ各種。

上の画像は、ルーフモールディングの交換時に必要になるクリップ類です。
黄色丸で囲ってるクリップは、買う必要無いです。
モールディング本体に付属してくるから。
*作業ミスした時用のスペアとして買っときました。
MU000219は片側3個づつ、MU000218は片側2個づつ、必要です。
それら以外は、片側1個づつ。
*MB696120は、ルーフモールディングには関係ありません。間違えて一緒に撮影しちゃいました。

上の画像は、リアウィンドウロアモールディングの交換に必要なクリップ類で。
黄色丸のMB814155は、モール本体に付属してきますので買わなくていいです。
MR245808のみ、1個でいい。
あとは2個づつ必要です。
そして私が他に用意したのが、シーラー(コーキング剤)。

イチネンケミカルズのNX75。
なぜシーラーが必要かというと。
ルーフモールが付いてる場所って、ボディとルーフの接合部なんですが。
スポット溶接で貼り合わされたパネルのボディ側だけ、シーリング(コーキング)されているんです。
そしてこの純正のシーラーが経年劣化してるんですよね。
ここは雨漏りの原因になる可能性がある。
せっかくルーフモール交換するんだから、もう一手間入れときたい。
後述しますけど。
モールの交換だけなら、作業時間は30分も掛からないくらいなんですよ。
でも、外した後の掃除と再シーリング、これが時間掛かる。
DIYならではですね。
ショップだったら、あんまりやらない作業。
ルーフモール交換作業
まずは古い方の取り外し。
この取り外しも、たぶんプロだとワザがあると思うんですよ。
モールもクリップも、破損させないで外すワザが。
私にはムリですけど。
まあとにかく、外すのは後側から。

この部分、なぜか何にも固定されてない。
モール外すんなら、ココを持って始めてね、ってカンジすらある。
三菱のありがたい心遣いですよ。
外すのはカンタンです。力も要りません。
真上に引き上げるよりは、手前にカルくねじるように剥がしていくとカンタンに外せます。
このモールディング、あんまりガッチリとは装着されていないんですよね。
ドアモールとは、ぜんぜん違います。
右側のモールディング、撤去完了。

上の画像では見えにくいですが。
モール側には、
フロントウィンドウ部分に3個。
リアウィンドウ側に3個。
そしてルーフ部分には、5個(だったかな?)、クリップが残ってます。
これらのクリップは、新品のモールに付いてきます。
そして車体側にも、モール側とは別のクリップが残っています。

色違いで4個。
上から、水色で少し小さめのクリップ、その下が紫色のクリップ。
そして画像では最後のヤツが切れてますが、オレンジ色(黄色?)の同じクリップが2個あります。

リアウィンドウ側。
グレー色のクリップが3個。
全部同じクリップです。
フロント側とリア側のこれらのクリップ、これらは車体側に取り付けられるクリップ。
じつはこの車体側のクリップ達。
モールを外す時にも破損しづらいので、再使用は可能といえば可能ですが。
でもヤメた方がイイですね。20年オーバーの樹脂パーツですから。
外す時は無事でも、取り付けの時に破損するかも知れません。
*◯んカラの記事で、それでモールの一部が浮いたままの人が居ました。
そしてルーフ側。


クリップの残骸がいっぱい。
このクリップの骸の群れ、これらは元々はモールに付いてたモノ。
車体側に付いてたワケではありません。
モールを剥がす時、クリップの一部が割れて車体側に残る。
それで、最初から車体側に付いてたように勘違いしやすい。
そういった書き方してる記事、何かのブログで見掛けました。
車体側に残った残骸を取り除かないで、新しいモールを取り付けようとしたりとか。
「モールのルーフ側が浮いちゃって、ちゃんと取り付けられません!(涙)」
そりゃそうだろ。
この白いクリップ達、すべて取り除く。
っていうか、クリップはすべて撤去。
白いクリップはすでに破損してるので、プライヤーとかで強引に引き抜けばいいですが。
前後ウィンドウ側の平面クリップは、外し方があります。

赤矢印の部分のツメが、下の青矢印のピンを抑えてるストッパーになってる。
このツメを上に上げればフリーになるので、クリップを黄色矢印の方向にずらせば、クリップは外せます。
クリップを全部取り外したら、ここからはクリーニング。
時期的にも、ハロウィンのホーンテッドハウスかのようなヨゴレっぷりです。

朽ちた廃屋のような、ホコリとゴミが結合したナゾの物質でぎっしり。
歯ブラシと水で、ガスガス擦りながら洗い流す。
歯ブラシは、G.U.M.の4列コンパクトがぴったりフィット。
洗い終わったら、パーツクリーナーで水分飛ばして強制乾燥。

そして、お手入れの時間。
さいわい、サビはほぼ無かった。
元のシーリングは、まあまあの劣化ぶり。
でも25年経ってるワリには、かなりマシな方ですね。

一つ問題が。
純正で使用されてるシーラーのタイプが分からない。
NX75は変性シリコンのタイプですが、これで重ね塗りして大丈夫かな?
シーラーの重ね塗り、同タイプを使うのが原則なんですが。
ダメならダメでいいや、と、塗っちゃいました。

あとは、ほんのわずかにサビが見えた部分だけ、ウレタンのタッチアップペン。
サビチェンジャーは2.3年しか耐久性がないから、あとから再塗布ができない場所だと使えない。
乾燥させてる間、反対側のモールディングの撤去とクリーニング。
ようやく、新品のモールの取り付け。
まずはボディ側に、各クリップを取り付ける。
リアウィンドウ側に3つ。


付け方は、外す時の逆手順。
この平面クリップ、付ける場所は、車体側にピンというかノッチがあるトコ。
カチッと音がするまで、しっかりハメる。
このリアウィンドウ側に使うクリップ、3つ全部コレ。

次はフロントウィンドウ側。
こちらは全部で4つ。
水色✕1、紫色✕1、オレンジ(黄色)✕2




これで車体側の準備はOkay。
いよいよ新品のモールディングを取り付けるんですが。
どこから取り付けをスタートするか?
リアウィンドウ側から付けていくのか、またはフロントウィンドウ側からか?
ネット上のいろんな記事でも、意見が分かれてましたが。
私個人は、そのどちらでもない、と思います。
起点は、真ん中のルーフから。
理由ですが。
このモールディング、前も後も、けっこうアバウトな造り。
何ミリかズレても問題ないようになってます。
逆に言えば、取り付け位置の基準にならない、というコトです。
ですが、モール側に付けられてる白いクリップ、これらは車体側の決まった部位に合わせるようにデザインされてる。
ここ

車体側のルーフ部分には、モール側の白クリップと同じ数だけ、このキャッチ部分があります。
だからまずは、モールの真ん中、ルーフ部分から取り付け開始すれば、全体の位置決めに問題は出ない。


取り付け方ですが。
上から押し込んでいけば、パチンとハマってはいきます。
ですが、これでは不完全です。
このモールディング、2種類のタイプ違いのクリップが、モール側と車体側にあります。
上から押し込んだだけだと、どちらかがちゃんとハマってない。
とりあえずモール全体を押し込んだあと、手でモールを揺すったり持ち上げたりしてみてください。
そこでカッチリした手応えで、モールがぜんぜん動かなければイイんですが。
たぶん、ちょっとグラついてるとかしたりしてるんじゃないでしょうか?
その場合ですが。
拳でモールを上から叩いていくと、またパチンとハマる感触があります。
これで完成なんですが。
叩いて入れる時、フロントウィンドウ側のみに起きる、要注意ポイント。

フロントガラスと密着しなければならない部分ですが。
叩いちゃうと、ここがめくれて内側に巻き込んじゃう。
巻き込んだ部分は、内装外しみたいなツールで丁寧に戻してやれば大丈夫。
ただコレに気づかないで放置しちゃうと、クセが付いて元に戻らなくなるかも?
要注意です。
出来上がり。


リアウィンドウロアモールディング交換
このパーツをリフレッシュしてる人って、ほとんど見ない。
Youtuberの、女性のエボⅦオーナーくらいかな?
パーツの半分くらいはトランクに隠れちゃうので、リフレッシュ感が薄いんですよね。
機能的にも、あんまり意味ないパーツだし。
ま、もうパーツ買っちゃってるんで、交換します。
ちなみにこの作業、ルーフモールのシーラーを乾燥させてる合間にやりました。
まずは古いヤツの取り外し。
剥がし方は、ルーフモールといっしょ。
バリバリと引き剥がしていくだけ。


すでにかなりの汚れが見えとる・・・
まずは大掃除。
掃除後に、残ったクリップを外す。


バンザイしてるみたいな形の白クリップ、これらは全部モールディング側に付いてるモノ。
車体側には、この白クリップの受けになるクリップとグロメットが、全部で5か所あります。
これらを全部撤去。

意外だったのは、グロメットのゴムがぜんぜん生きてたコト。
もっと経年劣化で硬化して、パリパリと砕けながら取れるかと思ってました。
弾力も強くて、取り外すのにけっこう時間掛かった。
新旧モールディングの比較。

クリップとグロメットですが。
真ん中の黄色いグロメットだけ、1つだけ。

両端の黒いグロメットは2つ。

赤いクリップも、2つ使用。

車体側の準備が終わったら、モールディングはパチパチとハメ込んでやるだけ。

とくに注意点もなし。掃除が面倒なだけ。
これで終了です。
ここまでさんざん書いといてアレですが。
今回の作業、正直に言って満足感とか、達成感は無かったですね。
言われなきゃ気づかない程度の変化しかないし。
カーボンシートでラッピングでもした方が、まだマシだったかも?
やっぱり私、走行性能に関係ない部分のリフレッシュには、いまいち興味がわかない。
外観の若返りのプロジェクト、最後にもう一つだけやったら終わりにします。
これも機能面では、あまり意味はないんですが。
じつはけっこう、やる気が失せてきてるんですが。
もう部品買ってしまってるんで、しかたなく作業します。
そう、若返りの外観イジリの定番、アレの交換です。
